メイン楽曲 | 教えてlast note… |
人物 | セリフ |
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P | (次の公演のセンターは、可憐に決めた。まずは本人に、そのことを伝えないとだけど……) |
恵美 | 可憐、それって何ていうアロマ? アタシも使ってみたいかも! |
紬 | たしかに、穏やかでとてもいい香りです。私にも、ご教授願えますか? |
可憐 | あ、えっと……今日の香りは、私が、じ、自分でブレンドしたものだから……。 |
可憐 | 気に入ってくれたなら…… 今度、ふたりの分も持ってくるね……♪ |
恵美 | えっ、ホントに!? いいの? ありがね、可憐! 楽しみだな〜♪ |
紬 | よろしいのですか? その、なにやら物をねだってしまったかのようで恐縮ですが……。 |
可憐 | き、気にしないでください……それより、使った感想を聞かせてもらえたら、うれしいな……♪ |
紬 | はい、それはもちろん。しっかりと伝えさせていただきます。 |
P | おーい、可憐。ちょっといいか? |
恵美 | あれ、プロデューサー? 可憐に何か用事? |
P | みんなで盛り上がってるところに悪いな。可憐、話があるんだけど、いいか? |
可憐 | わ、わたしに……ですか……? |
恵美 | さてはプロデューサーも、可憐のアロマが欲しいの? いい匂いだもんね、にゃはは♪ |
紬 | あなたに香りを楽しむ趣味があったとは驚きです。しかしアイドルに物をねだるなど、いささか不躾では? |
P | い、いや、そうじゃなくて。可憐に、次のセンターをお願いしようと思ってな。 |
可憐 | えっ……センター、って……? 私が…………………………………。 |
恵美 | 可憐がセンター!? やったじゃん、可憐! アタシ、超応援するよ!! |
可憐 | ……………………………………。 |
恵美 | 可憐? ……おーい、可憐? 可憐、可憐ってばー。 |
紬 | 篠宮さん……? ……はっ! こ、これは!? |
P | え、ええっ!? 目を開けたまま気絶するなんて、すごいバランス感覚だ……! | ||||
紬 | 感心している場合ですか! | ||||
P | そ、そうだった。 ……おーい、可憐! 可憐、戻ってこい、可憐ー! | ||||
ユサユサ | |||||
可憐 | はっ!? ……あっ、す、すみません……。びっくりしすぎて、一種、頭が真っ白に……。 | ||||
恵美 | よかった、気がついて! もう、どうなる事かと思ったよ〜。 | ||||
紬 | ええ……。 | ||||
可憐 | ご、ごめんね、心配させちゃって……。あの、プロデューサーさん……。 | ||||
可憐 | ほ、本当なんですか? 次の公演、私がセンターって……。 | ||||
P | ああ、可憐にやってもらいたい。……大丈夫か? | ||||
可憐 | うぅ……だ、大丈夫かどうかは……。が、がんばりたいとは、思います……けど……。 | ||||
恵美 | 可憐、大丈夫だって! 公演まで、一緒に特訓しよ! ね? | ||||
可憐 | 一緒に……い、いいの……? 恵美ちゃんに、迷惑がかかっちゃうんじゃ……。 | ||||
恵美 | アタシがセンターのときは、可憐が助けてくれたじゃん! 今度は、アタシの番だよ♪ | ||||
紬 | 篠宮さんの不安な気持ち、わかります。私も、たくさんの方に支えていただきました。 | ||||
紬 | 微力ながら、お手伝いをさせてください。 | ||||
可憐 | 恵美ちゃん、紬さん……。あ、あの、プロデューサーさん……。 | 可憐 | た、頼りない私ですけど……。みんなと一緒に、が、がんばりたいので……! | ||
可憐 | だから、私に……せ、せ……センターを、やらせてくださいっ……!! | ||||
P | もちろん! 可憐のその言葉が聞けて良かった。期待してるぞ! | ||||
可憐 | は、はい……! せめて、き、気絶しないようにしなくちゃ……! | ||||
P | (仲間の支えで、最初の1歩を踏み出した可憐。どんな公演になるのか、しっかり見届けるぞ!) |
人物 | セリフ |
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P | (今日から、可憐センター公演のレッスンが始まる。恵美に、特訓を手伝って欲しいと言われたけど……) |
風花 | あっ、プロデューサーさん! お疲れ様です。どこか行かれるんですか? |
P | お疲れさま、風花。うん、ちょっと恵美に呼ばれてて。 |
風花 | もしかして、可憐ちゃんの特訓ですか? 私もなんです。 |
P | 風花も? 一体、何をする気なのかな……。まあとにかく、行ってみよう。 |
可憐 | み、美希ちゃん……。こんな感じで、ど、どうかな……? |
美希 | 可憐、もっと思いきってやらないとダメなの! こんなカンジで……はいっ、ポーズ! |
可憐 | えっと……え、えいっ! こんな感じかな……? うぅ、やっぱり恥ずかしい……! |
紬 | 篠宮さん、今の勢いはとてもよかったと思います。どうしても恥ずかしいなら、私も一緒に……。 |
P | みんな、お疲れさま。……何をしてるんだ? |
可憐 | ひゃあ!? プロデューサーさん……! |
恵美 | ストップ、ストップ! 可憐、そこでやめちゃったら、特訓にならないよ〜? |
紬 | プロデューサー。あなたはまた、覗き見を……? |
P | いや、そうじゃなくて、恵美に呼ばれたんだけど……。これが特訓なのか? グラビアの撮影みたいだけど。 |
恵美 | にゃはは♪ プロデューサー、大正解! 人前でポーズ取るのって、けっこう勇気がいるっしょ? |
美希 | 可憐がステージで気を失わないために、特訓中なの。ミキは、ポーズの先生ね。 |
可憐 | それで、あの……プロデューサーさんにも、見てもらおうって、め、恵美ちゃんが……。 |
P | なるほど……。確かに、集中的に見られる事を意識するのは、いい方法かもしれないな。 |
恵美 | そういうこと! だからプロデューサーも、可憐から目を逸らしちゃダメだよ? わかった? |
P | 目を逸らさないか…… わかった、努力するよ。 |
風花 | えっと、恵美ちゃん。それじゃあもしして、私が呼ばれたのって……? |
恵美 | もちろん、美希と一緒に先生役だよ! やっぱグラビアは、風花のほうが経験多いからね♪ |
風花 | あ、やっぱりそうなんだ……。うう、想像はしてたけど……。 |
可憐 | い、いきなり迷惑でしたよね? 風花さん……。私の都合ばっかり、ごめんなさい……! |
風花 | ううん! そんなことないよ、可憐ちゃん! 私でよかったら、なんでも聞いて? |
可憐 | 風花さん……あ、ありがとうございます……! あの、質問を、みんなで考えたんです……。 |
紬 | では、代表して読ませていただきます。まずは……『豊川さんは普段、どのような心構えで撮影を?』 |
風花 | こ、心構え? えっと、そうだなぁ…… ファンの人達に、よろこんでほしいと思ってるかな? |
可憐 | ファンの人たちに、よろこんでほしい……。 |
風花 | うん。あとは、衣装やシチュエーションのことも考えて……どんなポーズがいいだろう、って。 |
恵美 | 風花、ホントすごいよね〜。アタシも読モだったから撮影は慣れてるけど、好き勝手やってたからな〜。 |
美希 | ミキも、恵美と一緒かな。ミキがかわいければ、みんなよろこんでくれるの♪ |
美希 | じゃあ今度は、風花がポーズ取ってみてくれる? やりながらのほうが、可憐もわかりやすいと思うな。 |
風花 | じゃあ、ちょっと恥ずかしいけど…… あんまりわざとらしくなく……こ、こんな感じかな? |
可憐 | キャッ……! さ、さすが風花さんです……! |
P | うん、風花はやっぱり慣れてるな。経験値が違うというか……。 |
風花 | も、もうっ、プロデューサーさん!? 変な事言わないでください〜っ! |
美希 | 可憐も、思いきってやってみるの! ちゃんと指先まで、セクシーを意識してね! |
可憐 | わ、私も……! わかりました、ち、挑戦してみます……うぅっ! |
恵美 | プロデューサー、目を逸らしちゃダメだよ! ちゃんと可憐のコト、まっすぐ見つめて! |
P | わ、わかった。まっすぐだな。……じーっ。 |
可憐 | …………………………きゅ〜。 |
恵美 | わわっ、また気を失っちゃった!? 可憐、しっかりして! 可憐〜〜!! |
P | (その後、可憐は何故か気絶しながらも、特訓に食らい付いていった……頑張れよ、可憐!) |
そして…… | |
P | (明日はいよいよ、可憐のセンター公演だ。準備は整ったし、あとは本番を迎えるだけ……) |
可憐 | あ、あの……。プロデューサーさん……。 |
P | 可憐か、お疲れさま。……どうしたんだ? 暗い顔して。 |
可憐 | す、すみません、あの…… 明日の、公演のことなんですけど……。 |
可憐 | やっぱり……わ、私なんかに、センターは無理なんじゃないかって……うぅ……。 |
P | 可憐、急にどうしたんだ? 今日までレッスンも、特訓だって、あんなに頑張ってきたじゃないか。 |
可憐 | は、はい。けど…… どうしても、勇気が出なくて……怖いんです……。 |
可憐 | せっかく、恵美ちゃんたちが力になってくれたのに……こんなにも、応援してくれてるのに……。 |
可憐 | わ、私が失敗してしまって……みんなの期待を裏切ってしまうことが、こ、怖いんです……! |
P | 可憐……。 |
思い出そう! | |
P | 思い出してくれ、可憐。可憐はスカウトされた後、街中で俺の事を待っていてくれたじゃないか。 |
P | 自分では気づいてないかもしれないけど、可憐は人一倍、勇気を持っているんだ。 |
可憐 | そ、そんなことありません……! 私なんて、こんなにも臆病なのに……。 |
P | いいや。スカウトに答えるために、いつ来るかもわからないプロデューサーを、雑踏で待ち続けたんだ。 |
P | それは、凄い勇気だよ。 |
可憐 | あ、あのときは……その、ただ、必死だっただけで……。 |
P | そうだな。今だって可憐は、必死に戦ってる。そんな可憐だから、みんな応援したくなるんだよ。 |
可憐 | プロデューサーさん……。うぅ……。 |
P | それに、もし可憐がみんなの力になってあげたとして。失敗しちゃった相手を、嫌いになるか? |
可憐 | そ、そんな! みんなを嫌いになんて、絶対、なりません……! |
可憐 | 私、みんなのことが好きです……。だから、ち、力になってあげたい……! あっ。 |
P | うん。みんなも、同じなんじゃないかな? 成功するとか、失敗するとかは関係なくて……。 |
P | ただ、可憐の力になりたいんだ。だから裏切られたなんて、そんな風には思わないよ。 |
可憐 | プロデューサー、さん。 |
P | みんな、可憐のセンターを楽しみにしてる。……どうだ? 頑張れそうか? |
可憐 | ……………………。 |
P | か、可憐!? しまった、また気絶してしまったか……! |
可憐 | いえ、だ、大丈夫です……。あの、気絶したんじゃなくて……。 |
可憐 | びっくりして、声が出なかっただけなんです…… 私、大事なことを忘れていたんだって……。 |
P | 可憐……。 |
可憐 | あの、プロデューサーさん…… やっぱり、私……最後まで、がんばります……! |
可憐 | 失敗しちゃったとしても、に、逃げたくないです……。今日まで、みんなにたくさん支えてもらったから……。 |
可憐 | お、臆病な自分を……変えたいです……! |
P | よく言ったな、可憐! よし、最後まで一緒に頑張ろう。 |
可憐 | はい、でも……で、できるでしょうか? こんな私でも……。 |
P | もちろん、できるさ。今の可憐にできる精いっぱいのステージを、みんなに見てもらおう! |
可憐 | は、はいっ! 今の私にできる、精いっぱいで……が、がんばります……! |
MV再生 | 教えてlast note… |
人物 | セリフ |
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P | (優しげな瞳の奥に、小さいけど強い光が灯った。……明日の公演は、期待できそうだな!) |
P | (可憐のセンター公演が終わった。堂々としたパフォーマンスに、拍手と歓声が鳴り止まない) |
可憐 | ぐすっ……みなさん、本当にありがとうございます…… 私、すごく感動してます……。 |
観客 | ワァアアア……! |
可憐 | 私……あ、あまり表情に出てないかもしれませんけど、ステージではいつも緊張していて。今日も怖くて……。 |
可憐 | だけど、みんなに支えられて……こ、こうしてセンターとしてステージに立つことができました……! |
可憐 | 最後まであきらめないで、本当によかった……。応援、ありがとうございました……! |
P | 可憐、お疲れさま! よくがんばったな、いいステージだったよ。 |
可憐 | プロデューサーさん……は、はい……! うぅ……。 |
恵美 | 可憐〜! すっ……ごく、よかったよ〜! センター、メチャクチャカッコよかった! |
恵美 | 最後の挨拶、アタシまで泣いちゃいそうだったよ。ホント、お疲れさま! |
可憐 | め、恵美ちゃん、ありがとう……! |
紬 | 篠宮さんの気持ち、痛いほどわかりました。始まる前、あれほど緊張してたのにと……。 |
紬 | 最後まで立ち向かう勇気に、心が震えました。……本当にありがとうございました。 |
美希 | 特訓の成果、ちゃんと出てたの。可憐、セクシーだったよ! あはっ☆ |
風花 | 可憐ちゃん、お疲れさま! 一緒にステージに立てて、すごく楽しかったよ。 |
可憐 | そんな、お礼を言うのは私のほうです……。一緒にステージに立ってくれて、ありがとうございます! |
可憐 | も、もし、私ひとりだったら……今日の公演も、最後までできたかどうか……。 |
可憐 | みんなが、一緒にいてくれて……私の背中を、支えてくれたから……ぐすっ。 |
恵美 | も〜、可憐、反則だって! そんなコト言われたら、アタシまで……うぅっ。 |
紬 | 篠宮さん、所さん……。 |
P | み、みんな大丈夫か? 公演は無事終わったんだ、元気を出して……そうだ、打ち上げに行かないか? |
美希 | さんせー! 可憐、打ち上げだって。行くよね? |
可憐 | う、うん……ありがとう、美希ちゃん……。 |
風花 | ふふっ、みんな泣き虫さんだね。ほら、涙を拭いて……プロデューサーさんが心配してるよ? |
P | はは……よし、みんな楽屋に戻って、帰りの準備だ! 終わったら、エントランスに集合な。 |
美希 | は〜い! ミキがみんなを連れていってあげるね。プロデューサー。 |
プロデューサー | ああ。美希、よろしく頼む! |
可憐 | あ、あの……プロデューサーさん……。 |
プロデューサー | どうしたんだ、可憐? |
可憐 | その……ほ、本当に、ありがとうございました……! 私に、勇気をくれて……! |
P | (可憐は深々と頭を下げて、みんなの後を追っていく。でも勇気の元は、可憐が最初から持っていたものだ) |
P | (誰もが不安を持っている。それを乗り越えて、公演を成功させた可憐……これからが楽しみだな!) |
人物 | セリフ |
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P | 可憐、お疲れさま! ……ん? なんだかこの部屋、いい匂いがするな……? |
可憐 | わ、私がブレンドしたアロマです。この前、恵美ちゃんたちに持ってくるって約束したので……。 |
P | そういえば、公演前にそんな話をしてたっけ。ああ、公演のブログ、読んだよ。 |
P | 可憐の気持ちがすごく伝わってきたって。ファンの人たちも褒めてたよ。 |
可憐 | ほ、本当ですか? よかった……。ブログを書いていたら、なんだかいろいろ思い出してしまって……。 |
可憐 | まとまりがないかなって、お、思ったんですけど……そう言ってもらえて、ホッとしました……。 |
P | そういえば控え室にみんないたけど、可憐は行かなくていいのか? |
可憐 | は、はい……あの、もうすこし、ここに……迷惑ですか……? |
P | そんな事はないけど……何か理由でもあるのか? |
可憐 | えっと……が、がんばったご褒美に、今日はプロデューサーさんのそばにいたくて……。 |
可憐 | 私、プロデューサーさんのそばにいると、な、なんだか落ち着くんです……。 |
P | そうなのか? 公演を頑張ったのは確かだし、可憐がいいなら構わないけど。 |
可憐 | あ、ありがとうございます……♪ えへへ……。 |
可憐 | あの、プロデューサーさん…… これからも、よろしくお願いしますね……♪ |
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