※篠宮可憐が登場しないシーンは省略しています。
メイン楽曲 | アフタースクールパーリータイム |
人物 | セリフ |
---|---|
P | おーい、みんな。 ちょっと集まってくれないか? |
恵美 | あっ、プロデューサー♪ お疲れ〜。 |
P | お疲れさま、恵美。 エレナと可憐も一緒なんだな、ちょうどよかった。 |
エレナ | ウン! プロデューサー、 ワタシ達に、何か用事? |
P | ああ。次の公演は、みんなに出てもらおうと思って。 で、センターは恵美に任せたい。 |
恵美 | えっ……ああ、アタシ!? プロデューサー、 本気っ? エレナか可憐の間違いじゃなくて!? |
P | 俺が決めてるんだから、間違いじゃないよ。 どうだ恵美、やってくれるか? |
エレナ | ワォ!! やったネ、メグミ♪ お祝いしなくちゃだヨ〜! |
可憐 | は、はい……センター、すごいです……! 私なんて、 ステージに立つだけで、き、気絶しそうなのに……。 |
可憐 | 同い年なのに、すごいな……そ、尊敬しちゃう……♪ 恵美ちゃん、頑張ってください……! |
恵美 | あ、あはははは……。そう言われちゃうと なんか照れるね? ふたりとも、ありがと! |
恵美 | けど、アタシがセンターか〜。 アタシなんかで、大丈夫なのかな? |
P | もちろん! 大丈夫だと思ったから選んだんだ。 |
エレナ | そうだよ、メグミ! ワタシとカレンも手伝うヨ♪ 振り付けは、まだ覚えてないケド……エヘヘ。 |
可憐 | ふふっ……そ、そうですね……。わ、私達も…… ちゃんと、練習して……頑張らなくっちゃ……! |
恵美 | あはは♪ そうだよね、みんなして振り付け 覚えてないんじゃ、しょーがないね! |
恵美 | それじゃ、ちゃんと覚えるほど、 一緒に練習しよっか? |
エレナ | ハーイ♪ 練習するヨ〜♪ |
可憐 | は、はい……! 恵美ちゃん、エレナさん、よろしくお願いします |
P | みんな、よろしく頼んだぞ。 |
恵美 | へへ〜。了解っ! |
〜中略〜
|P|(それに気づけたなら、もう大丈夫。恵美はきっと、
最高のステージをお客さんに見せられるはずだ!)
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人物 | セリフ |
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恵美 | たっだいま〜。って、まだ家じゃなかったね! にゃはははは。 |
恵美 | ん? でもアタシ達アイドルにとって、劇場は ホームっていうよね。つまり、家みたいなもの……? |
恵美 | それじゃやっぱり、ただいまでよかったのかもね! なんかいい匂いして落ち着くし! にゃははは……。 |
P | 恵美……。 |
恵美 | な、なに? どしたの、プロデューサー。 アタシの顔、何かついてる? |
P | 恵美、本当に大丈夫なのか? |
恵美 | え? やだな、そんなマジになっちゃって〜。 心配なコトなんて、別に……何もないって。 |
P | なら、どうして目を逸らすんだ? |
恵美 | う……。 |
可憐 | あ……お、お帰りなさい、恵美ちゃん、 プロデューサーさん……。 |
恵美 | え? あ、可憐……。 |
P | 可憐、お疲れさま。 仕事はもう、終わったのか? |
可憐 | は、はい、なんとか……。あの、め、恵美ちゃん…… この後、時間あるかな……? |
恵美 | アタシ? うん、プロデューサーと 話をする以外、特に用事はないけど……。 |
可憐 | よかった……。あ、あのね……家から、 は、ハーブティー、持ってきたんだ……♪ |
可憐 | よかったら……一緒に、お茶でもどうかなって……。 プロデューサーさんも、よかったら……。 |
P | ありがとう。 せっかくだから、いただこうかな。 |
恵美 | ハーブティー……って、アタシに? |
可憐 | うん……か、カモミールと、ペパーミントの、 ブレンド……疲労回復の、効果があるから……。 |
可憐 | これで……レッスンの疲れ、少しでも…… と、取れるといいな、って……。 |
恵美 | へ〜、そうなんだ! あ、もしかしてそれ? さっきから、いい匂いしてるのって。 |
可憐 | う、うん……。 えっと、迷惑……だったかな……? |
恵美 | 迷惑なワケないって! 可憐、アタシのために 持って来てくれたんでしょ? ありがと! |
可憐 | えへへ……よ、よかった……。わ、私、エレナさんと 違って、ダンスはそこまで得意じゃないから……。 |
可憐 | 他のことで、何か……め、恵美ちゃんの役に 立てたらって……考えたんだ……♪ |
恵美 | 可憐……なんでそんなに、 アタシなんかのこと心配してくれるの……? |
可憐 | え? だ、だって……。恵美ちゃんこそ、私のこと…… いつも、励ましてくれるでしょ……? |
可憐 | 私、できないことばっかりだけど……恵美ちゃんに、励ましてもらって……すごく、頑張れてるんだ……♪ |
可憐 | だから……わ、私も、ちょっとくらい、 何かできたら……お、お返しになるかなって……てへ。 |
恵美 | …………。 |
恵美 | もう……なん、で……っ。 |
可憐 | !? め……恵美ちゃん!? |
P | な……、恵美? |
恵美 | あ、あれ……お、おかしいな……。 こんなつもりじゃなかったのに、あは、あははは……。 |
恵美 | ハーブティーのいい匂いで、気が緩んじゃったのかな? ふたりともごめんね、今のナシ! 何も見なかった! |
→無理するな | |
P | 恵美……無理しなくていいんだ。さっきだって、 ため息をついてただろ。何を気にしてるんだ? |
恵美 | うう、プロデューサー…… 今、それ言うなんて、ヒキョーだよ〜。 |
可憐 | 恵美ちゃん……。 |
恵美 | ……プロデューサー……可憐……。 あのね、アタシ……。 |
P | うん。 |
恵美 | プロデューサーに、恵美がセンターだって 言われた時……ちょっとだけ、怖かったんだよ〜……。 |
恵美 | も、もちろん、選んでもらったのはすごく嬉しいよ? でもさ、それとは全然関係なくて……。 |
恵美 | センターって、言って見ればライブの主役じゃん? ライブを、絶対に成功させなくちゃいけないんでしょ? |
P | 絶対ってことはないけど……センターとしての 責任みたいなものは、みんな感じているだろうな。 |
恵美 | そんなコト考えてたらさ、アタシなんて、まだまだ アイドルじゃヒヨッ子なのにって思っちゃって……。 |
P | 恵美……。 |
可憐 | ……め。恵美ちゃん……。 恵美ちゃんは、ひとりじゃないよ……! |
恵美 | え? か、可憐……? |
可憐 | わ、私が、振り付けが覚えられないって言った時…… 恵美ちゃん、一緒に練習しようって言ってくれて……。 |
可憐 | 恵美ちゃんは、いつも……え、笑顔で、 私のこと、引っ張ってくれて……だから……。 |
恵美 | 可憐……。 |
可憐 | だから……ライブ、絶対に成功させようって……。 私……恵美ちゃんに、恩返ししなきゃって……。 |
可憐 | わ、私なんかが、恵美ちゃんに…… 何かできるかなって、思うけど……。 |
可憐 | でも、大丈夫……プロデューサーさんだって いるんだもん……ひ、ひとりじゃないよ……。 |
可憐 | そうだな。俺もいるし、みんなもいる。 だから大丈夫だ、恵美。 |
P | 安心して、センターで暴れてこい! 俺達が、ちゃんと支えてやるからな。 |
恵美 | 可憐……プロデューサー……うん! |
恵美 | へへ……ありがと、ふたりとも! なんか、元気出てきたよ! |
可憐 | 本当? え、えへへ、よかったぁ……。 ライブ、みんなで頑張ろうね……? |
恵美 | うん! アタシのほうこそ、よろしくね、可憐! |
P | (そう、ひとりじゃない。エレナ、まつり、可憐…… みんなが、恵美の背中を支えてくれてる) |
最高のステージをお客さんに見せられるはずだ!)
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人物 | セリフ |
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P | (恵美の初センター公演が終わった。みんなの 協力もあって、ステージは大成功! 凄い歓声だ!) |
エレナ | エヘヘ、みんなお疲れさま! 最高だったネ♪ お客さんと、いっぱいダンスできたヨー! |
まつり | みらくる・すーぱー・わんだほー!だったのです! 姫はもっと、ステージに立っていたかったです♪ |
恵美 | …………。 |
可憐 | め、恵美ちゃん……お、お疲れさま……。 すごく、いいライブだったね……。 |
恵美 | …………。 |
可憐 | ……? 恵美ちゃん……? |
恵美 | うっ……ううっ。可憐〜っ! |
可憐 | えっ……!? め、恵美ちゃん、 いきなり、どうしたの……? |
恵美 | 可憐……まつり、エレナ! みんな、ホントにありがと〜!! |
恵美 | みんなのおかで、初めてのセンター、 無事にできたよ! アタシ、アタシ……ぐすっ。 |
可憐 | 恵美ちゃん……えへへ。 わ、私、役に立ったのかな? よかった……♪ |
恵美 | 当たり前だよ! 役に立ってないワケないじゃん! うわ〜〜ん!! |
可憐 | あっ、ご、ごめんなさい……。そんな、泣かないで…… 恵美ちゃんに泣かれちゃうと、私まで……うぅ……。 |
P | (みんな、すごい喜びようだな。 でも、気持ちはわかる……) |
エレナ | あー、ズルイ! メグミとカレンだけ仲良くして! |
まつり | はいほー! みんな、姫も混ぜるのですー! |
エレナ | って、ふたりとも、なんで泣いてるノ? もー、泣き虫なんだカラ……ホラホラ、笑って♪ |
エレナ | 嬉しい時は、笑顔がイチバンだヨ〜! ネッ、プロデューサー♪ |
P | ああ、そうだな! 涙も、たまにはいいけど…… 嬉しい時は、笑顔の方がいい。 |
恵美 | えっ!? プロデューサー、いつからいたの〜!? |
可憐 | きゃあっ!? プロデューサーさん……! |
P | みんな、そろそろ落ち着いたか? お疲れさま! 大成功だったな! |
恵美 | うん……。 へへ、プロデューサーも、お疲れさま! |
P | 恵美、頑張ったな。 気持ちのこもった、いいステージだったよ。 |
恵美 | そ、そう? それならよかったよ。 アタシ、結構、緊張してたからさ〜。 |
P | そうだったか? あまり、そんな風には見えなかったけどな。 |
恵美 | うん! だって、アタシには仲間がいるからね♪ MC飛んじゃった時は、どうしようかと思ったけど…。 |
恵美 | エレナとまつりが、お客さんに話しかけてくれてさ。 アタシが落ち着くまで、可憐がそばにいてくれたんだ。 |
P | そうか。みんなに助けてもらったんだな。 |
恵美 | うん! あ、あとはね〜…… プロデューサーが、見ててくれたし! |
恵美 | 今日のライブが楽しかったのは、みんなのおかげ! みんなホント〜にありがとね!! |
まつり | もちろん、まつり達の力もありますけど…… 一番の大きな力は、恵美ちゃんの頑張りなのですよ? |
可憐 | そ、そうですよね……恵美ちゃんが、頑張ったから…… 今日のライブは、最高になったんだと思うな……♪ |
P | そうだな。恵美は、今日のライブのために、 たくさんレッスンを頑張ってきた。その結果だな。 |
P | エレナ達が恵美を支えてくれたのも、 恵美が、そんな恵美だったから……かな。 |
恵美 | うん……ありがと! |
エレナ | ねえねえ、メグミ、プロデューサー! 打ち上げいこうヨー。 |
恵美 | あ、いいね〜。 じゃあさ、ファミレス行こうよ! いつものトコ♪ |
恵美 | にゃははっ、決定っ! それじゃプロデューサー、行くよー! |
まつり | はいほー! もちろん、姫も行くのです♪ |
エレナ | ケーキ♪ ケーキ♪ |
可憐 | あっ……わ、私も、行きます〜……。 |
P | (ひとりで不安と戦っていた恵美は、もういない。 これからは仲間と色々なステージを作っていくだろう) |
P | (そのステージが、どんなものになるか…… 今から楽しみだな!) |
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