P | (ハロウィンのイベントに向けて、みんなレッスンに 励んでいる。今日は、可憐が残っているみたいだ) |
可憐 | プロデューサーさん、お疲れさまです……。 お、お待たせしちゃって、すみません……。 |
P | 気にしなくてもいいよ。 でも、ずいぶん遅くまで頑張るんだな。 |
可憐 | は、はい……。みんながんばってるし、 私も、がんばらなきゃ、って思って……! |
P | そうか。何か不安なことがあったら、 いつでも相談してくれよ。 |
可憐 | あ、ありがとうございます…… ライブは、大丈夫……だと、思います……。 |
可憐 | 一緒に出るみんなと、たくさん練習しましたし……。 とっても、心強いですから……。 |
可憐 | ただ……わ、私が気になっているのは、 ライブ以外のことで……。 |
P | ライブ以外のこと? |
可憐 | は、はい……ヴァインパイアなので、言わなくちゃ いけないセリフが……それが、恥ずかしくて……。 |
可憐 | も、もし……これで、ファンの人たちが よろこんでくれなかったら、私……うぅ……。 |
P | なるほど、そういう心配をしていたのか…… でも、考え過ぎだと思うよ。 |
可憐 | ほ、本当ですか……? |
P | ああ。可憐が一生懸命頑張って言うんだ、 きっとみんな、喜んでくれるよ。 |
可憐 | い、一生懸命だなんて、そんな……。 大したこと、できませんけど……。 |
可憐 | で、でも、そう言ってもらえると…… すこしだけ……勇気が、出てきました……。 |
可憐 | あの、プロデューサーさん……。 練習に付き合ってもらっても、いいですか……? |
可憐 | プロデューサーさんと練習したら…… 本番でも、し、しっかりやれるかも……。 |
P | そういうことなら……わかった! とことん、練習に付き合うからな。 |
可憐 | あ、ありがとうございます……。れ、レッスンでも 『きゅん』ってさせますね……な、なんて……。 |
可憐 | す、すみません……! 今のは聞かなかったことに……うぅ……。 |
P | (本人は恥ずかしいみたいだけど……ファンに とっては、ご褒美になること間違いなし、だろうな!) |
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