最終更新: shinomiya_karen 2020年06月27日(土) 19:07:49履歴
人物 | セリフ |
---|---|
P | (今日のアイサマの、全演目が終了した。 トリの詩花のステージは、まさに圧巻のひと言だった) |
P | (だが、うちのステージも目立ってたぞ! 構成を変えたのがよかったか、この調子で明日も……) |
恵美 | あれ? プロデューサーじゃん! こんなところで何してんの? |
P | お、恵美と可憐か。何ってまあ挨拶回りだけど…… 恵美たちこそ、なんでまだ着替えてないんだ? |
恵美 | にゃははっ、詩花のステージ見たら、 落ち着かなくなっちゃってさ〜。散歩してたんだ♪ |
可憐 | わ、私も……恵美ちゃんと同じで……。 ジッとしていられなくて……あれ? くんくん……。 |
可憐 | えっ……? あ、あれ……? プロデューサーさん、その匂いは……? |
P | え、匂い? というと……ん? |
詩花 | 恵美ちゃん可憐ちゃん、プロデューサーさん! グリュース・ゴット♪ お疲れさまです。 |
可憐 | あ、詩花さん……! |
P | 詩花もお疲れさま! トリにふさわしい、見事なステージだったな。 |
恵美 | うんうん、ホントだよね〜! ……ん? |
詩花 | ふふっ、光栄です! ありがとうございます♪ 恵美ちゃんと可憐ちゃんも、見てくれたんですね? |
恵美 | ……あ、もちろん見たよ! 今日はもう終わったのに、 アタシもまたステージに上がりたくなっちゃった♪ |
可憐 | 本当に、すごかったです……あ、あの、詩花さんって、 普段は、どんなレッスンをしているんですか……? |
詩花 | みなさんと同じだと思いますよ。発声練習、 ダンスレッスン……後は、基礎体力づくりとか。 |
可憐 | そっか……じゃあやっぱり、さ、才能なのかな……? 私も、詩花さんみたいになりたいけど……。 |
詩花 | そんな! 可憐ちゃんは、そのままでいいのに……! 765プロのみなさんは、そのままで素敵なんです! |
詩花 | 社長には内緒ですけど……私、みなさんの ファンなんです! 劇場に行ったこともあるんですよ♪ |
恵美 | えっ、うちの劇場に!? ホント? |
詩花 | はい♪ 楽しくて、眩しくて……私の憧れたアイドル、 そのもので! ステージから、目が離れませんでした。 |
詩花 | 私は私、みなさんはみなさん、それぞれ違う輝きが ある……ですよね? プロデューサーさん♪ |
P | はは……まあ、そういうことだな。 |
詩花 | それで……私からも聞いていいですか? 恵美ちゃん達は、おやすみの日に何をしているの、とか。 |
詩花 | いちファンとして、とっても気になるんです♪ |
恵美 | え? えっと、オフは……アタシはフツーに、 友達とカラオケ行ったり、ファミレス行ったりかな? |
可憐 | わ、私は……雑貨屋さんを、見て回ったりします……。 アロマオイルが、い、色々と、置いてあるから……。 |
詩花 | わぁ、カラオケも雑貨屋さんも素敵です! 可憐ちゃんはきっと、アロマにも詳しいんですね♪ |
恵美 | うん、可憐はすっごいよ! こないだもアレ、なんだっけ? シト……シトレ……。 |
可憐 | ふふっ、シトロネラ? |
恵美 | そそ、それ! ライブ前でも気持ちが軽くなってさ♪ ありがとね、可憐! |
可憐 | ううん。私の方こそ……。いつも、服を買うのに付き合ってくれて……ありがとう♪ |
詩花 | ふふっ……やっぱり、なかよしなんですね♪ うらやましいです。 |
恵美 | え〜。じゃあ今度、詩花も一緒に遊び行こうよ! あ……っていうか、劇場に招待したらよくない? |
恵美 | みんなも絶対喜ぶと思うし! ね、プロデューサー、いいよね!? |
P | まあ……そうだな。詩花さえよければ。 |
恵美 | やった〜! じゃあ後で、連絡先教えて! 今から楽しみだな〜♪ みんなのことも紹介するね! |
詩花 | えっ……ま、待って恵美ちゃん! でも、それは……。 |
昴 | おーい、恵美、可憐! そろそろ帰り支度を…… って、詩花じゃん!? なにしてんだ? |
恵美 | あ、昴とひなた! ちょっと聞いてよ! 今度詩花が劇場に遊びに来るって! すごくない? |
昴 | えっ、マジで!? すっげー! なあなあ、詩花って 何でもできそうだけど、キャッチボールもできる? |
ひなた | うれしいねぇ! あたしも、詩花さんに 聞いてみたいことが、いっぱいあるんだわ。 |
詩花 | えっと……。 はい……あの、私も、楽しみにしてます! |
P | みんな。そろそろ撤収準備じゃないか? 早く着替えないと。 |
昴 | あ、そうそう! だから恵美と可憐を探してたんだ。 ほら、早く行こうぜ! |
ひなた | うん! したっけ詩花さん、また今度ねぇ。待ってるよぉ! |
詩花 | はい、また今度……。 |
詩花 | でも、プロデューサーさん。 私……本当に、いいんでしょうか? お邪魔して。 |
P | ……やっぱり、961プロ所属のアイドルとしては、 黒井社長に遠慮しちゃうかな? |
詩花 | はい……社長は、自分以外は相手にするな、 って言うんです。なれ合ってはいけないって……。 |
P | なれ合いがいけないのは、そのとおりだと思う。 アイドルはお互いにライバルだから。 |
P | でも、だからこそ…… 仲よくした方がいいんじゃないかな? |
P | 仲がよくなるほど、本気でぶつかり合えるから。 ほら、家族とか兄弟みたいにね。 |
P | 遠慮も恐れもいらないくらい、仲のいい競争相手。 それが……きっと、ライバルってものだと思うよ。 |
詩花 | 仲のいい……ライバル……! |
詩花 | ……私、なれるでしょうか? みなさんと……そこまで信頼し合える、ライバルに? |
P | わからないけど、少なくとも…… あの5人は、もう詩花が大好きみたいだったけど? |
詩花 | ……うれしいです。ありがとうございます♪ じゃあいつか、本当に……劇場にお邪魔します! |
詩花 | あ……もしよかったらお返しに、私のライブにもご招待 しますね! みなさんと一緒に来てくれませんか? |
P | ああ、ぜひ! みんなで応援しに行くよ。コンサートライトを持って。 |
P | (彼女はまだまだ伸びる。そして、うちのアイドル たちも……お互い、高め合っていってくれたらいいな) |
コメントをかく